ルオン・クオン国家主席、フン王祭で慰霊の儀式に参加
(VOVWORLD) -「ベトナム建国の祖」フン王の命日である旧暦3月10日にあたる4月7日午前、ルオン・クオン国家主席がフン王を追悼する伝統行事に参列しました。
ベトナムの発祥地とされる北部フート省ヴィエトチー市にある特別国家歴史遺跡「フン神社」のキン・ティエン殿で行われた儀式では、フート省の党幹部、地方政府関係者、そして市民らが国内外のベトナム人を代表して厳かな追悼式を執り行いました。
ルオン・クオン国家主席は党および政府の高官らと共に上宮に入り、フン王と国を守ってきた先人たちへの感謝と敬意を表し、線香や花、供物を奉納しました。また、この場で国の発展における過去一年の成果を報告する儀式も執り行われました。
続いて国家主席一行はフン廟を訪れ、花輪を供え、線香を捧げました。さらに、1954年にこの場で行われたホーチミン主席と先鋒師団の兵士たちとの対話を描いたレリーフ前でも献花を行いました。
今年のフン王祭と「フート省文化・観光週間」は3月29日から4月7日までの期間、フン神社歴史遺跡一帯、ヴィエトチー市、そしてフート省内の各地で多彩なイベントが開催されました。この祭礼期間中、国内各地から集まった人々や海外在住のベトナム人など数万人が聖地フン神社を訪れ、先祖への感謝の気持ちを表しました。