ロシア機墜落現場の捜索続く 運輸相「生存者情報なし」
【モスクワ共同】ロシア南部ソチ沖の黒海で墜落した92人乗りのロシア軍機を巡り、ロシア当局は25日、現場海域で生存者の捜索と遺体収容を続けました。ソコロフ運輸相は25日夜の会議で「依然、生存者の情報はない」と明らかにしました。
ロシア国防省によりますと、墜落現場の周辺海域には32隻の船、ヘリコプター5機、多くのダイバー、無人機、遠隔で操作する潜水艇などを投入し、全体で数千人規模の捜索態勢を組みました。
ロシア大統領府によりますと、トルコのエルドアン大統領はプーチン大統領に電話して哀悼の意を伝え、ロシアが軍事介入したシリア情勢を巡っても意見交換しました。