先頃、ワシントンで、ベトナムの投資振興会議が行われました。会議で、計画投資省のグェン・チ・ズン大臣はアメリカの企業と投資家に対し、ベトナムの投資環境と政策、経済発展における優先課題、経済改革事業などについて紹介しました。
また、ズン大臣は「ベトナムとアメリカとの関係が経済、貿易、投資などの分野において発展している。ベトナムはアメリカを始め、外国人投資家に有利な条件を作り出す」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムは地域内諸国と比べて、経済発展に関して、多くのメリットに恵まれています。より重要なことはベトナム政府は投資、経営環境の改善、行政手続きの改革に全力を尽くしているということです。また、ベトナムは安定した政治がある他、多くの国々と自由貿易協定を締結しました。これはアメリカを始め、外国人投資家に大きなチャンスをもたらしています」
会議で、アメリカ企業の代表は経済改革に対するベトナム政府の努力を高く評価しました。USABC=アメリカ・アセアン経営評議会のMarc Mealy副会長は次のように語りました。
(テープ)
「両国間の投資チャンスは大きいと思います。世界規模で投資環境が悪化している背景の中で、アセアンでの投資環境が依然として魅力が維持されています。ベトナムはアセアンの中心地に位置する他、大きな市場と若い人口があります。ベトナム政府が実施している経済改革はアメリカ企業の注目を集めるでしょう。」
なお、現在、アメリカ企業はベトナムでおよそ820件の投資プロジェクトを実施しています。