「ザ・ストレーツ・タイムズ」の記事

２８日付のシンガポール最大の新聞「ザ・ストレーツ・タイムズ」は「２０２１年はベトナムのチャンス」をテーマにした記事を掲載し、その中で、２０２１年、東南アジア地域の多くの国がコロナ禍に巻き込まれているに対し、ベトナムは疫病を抑制しながら、生産活動を拡大することができるであろうとしています。同記事によりますと、２０２０年は、新型コロナの抑制に成功したことにより、ベトナム経済はアジアのほとんどの国よりかなりの成長率を達成しました。また、今後５年以内に、ベトナムの経済成長率は年平均７％にのぼると予測されています。ベトナムは２０３０年をめどに高中所得国に、２０４５年をめどに高所得国になるという目標を掲げているとしています。

一方、イギリスのロイター通信は、第１３回党大会が開催されている中で、新型コロナの抑制に成功したベトナムは新たな市中感染の拡大に直面したものの、断固とした対応策を迅速に展開していると伝え、今までの経験により、ベトナムは引き続き新型コロナに対応して模範的であり続けるであろうとしています。