中国がバングラとの関係強化、インドの影響力低下にらみ

(VOVWORLD) -中国は、バングラデシュで2024年にインドと親密な関係にあったハシナ前首相が失脚したのを機にバングラデシュで影響力を強めています。

12日に予定されるバングラデシュ総選挙後、両国関係はさらに深まる可能性が高いです。ただバングラデシュは巨大な隣国インドとの完全に関係を断つことはないとみられています。

選挙戦で先頭を走る主要政党は歴史的に、2009年から15年間政権に君臨したハシナ氏と比べ、インドとの関係がずっと冷淡でした。ハシナ氏は現在、インドに亡命し、ハシナ氏のアワミ連盟(AL)は政治活動を禁じられています。

一方、中国はバングラデシュへの投資と外交的働きかけを強化しており、最近ではインド国境付近にドローン工場を建設する防衛協定に署名しました。

在バングラデシュ中国大使館のフェイスブック投稿によりますと、大使はバングラデシュの政治家、官僚、ジャーナリストと頻繁に会い、数十億ドル規模のインフラプロジェクトなど両国の協力について話し合っています。

バングラデシュとインドの関係はここ数週間悪化しており、最近ではクリケットの試合を巡って対立する騒動がありました。両国は相互に入国ビザ発給を制限し、ハシナ政権崩壊後は両国政府高官による公式な接触は珍しくなりました。

選挙戦ではバングラデシュ民族主義党(BNP)とイスラム主義政党ジャマティ・イスラミが接戦を繰り広げ、ジャマティはBNPとインドの関係の近さを、BNPはジャマティとパキスタンとの歴史的なつながりを批判しています。

中国は10年以上前からバングラデシュの最大の貿易相手国であり、2国間の貿易額は年間約180億ドルです。バングラデシュの総輸入の約95%を中国製品が占めています。(ロイター)

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