中道左派から宗教系極右まで

1月のイスラエル総選挙後、連立協議を行っていたネタニヤフ首相は、第2党に躍進したイェシュアティドを含む3党の党首と連立政権を樹立することで合意しました。

連立を組むのは、ネタニヤフ首相の右派リクード党とリーベルマン前外相率いる超保守的な極右政党「イスラエル我が家」からなる与党統一会派とラピド党首率いる中道新党の「イェシュアティド」、ソフトウエア大富豪でエリート兵士でもあったベネット党首率いる宗教系極右政党「ユダヤの家」、リヴニ前外相が立ち上げた中道左派の新党「ハトヌア」です。

これにより連立政権は、イスラエル議会に定数120のうち68議席を占めることとなります。14日夜に合意文書に署名した後、18日の国会の承認を得て、第3次ネタニヤフ政権が正式に発足しました。

メディアによりますと、新政府は、ネタニヤフ首相に加え21人の閣僚で構成されていますからなります。イェシュアティドのラピド党首が財務相に就任、同党からは教育相や社会基盤相、保健相など5つの省庁の大臣が選出されます。

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