(VOVWORLD) - フランスのルドリアン外相は、「イラン核協議には進展がみられる。しかし時間はなくなりつつある」と述べました。
フランスのルドリアン外相=AFP/TTXVN |
ロイター通信によりますと、ルドリアン外相は7日金曜、仏各メディアとのインタビューで、「私はまだ合意にたどり着けると信じている。しかし、時間は終わりに近づいている」と述べました。
イランに対する圧制的で違法な制裁の解除をめざすオーストリア・ウィーン協議の第8ラウンドは、3日月曜からイラン代表団長のバーゲリーキャニー外務次官と欧州対外活動庁のモラ事務次長が議長を務める形で始まりました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は6日木曜夜、「イランは『新たな制裁が行使されないことと、現在の制裁が解除後に再び行使されないこと』の保証を求めている」と述べました。
同外相は、もし西側の協議相手国が真剣な意志を持っているのなら、よい合意にたどり着くことは可能だと述べました。
イランは責任を受容する国としてこれまでに繰り返し、「核合意に違反したのがアメリカであることから、各種制裁を解除してこの合意に復帰すべきはアメリカ側である。そして、アメリカの責務履行状況は実際に検証・確認される必要がある」と表明しています。
バーゲリーキャニー外務次官は最近、協議の進展について「前向きである」と述べています。(AFP通信)