(VOVWORLD) - 第15期国会第7回会議で23日、国会議員らは2023年および2024年前半の経済・社会情勢と国家予算について審議を行いました。
公共投資の執行が過去4年で最高水準に達したことを高く評価する一方で、議員からは企業の生産・事業活動を支援する根本的な対策が必要だと指摘がありました。
北部バクニン省選出のグエン・ヌー・ソー議員は次のように語りました。
(テープ)
「財政政策を徹底活用し、企業が迅速かつタイムリーに恩恵を受けられるようにすべきです。消費を喚起するため、付加価値税を2%削減する政策の影響を再評価し、4-5%への大幅減税も検討が必要です」
一方、ナムディン省選出のグエン・ハイ・ズン議員は循環経済・シェアリングエコノミー促進策の重要性を強調し、次のように語りました。
(テープ)
「政府は企業創業を後押しし、民間企業の設立を奨励し、緊密な企業間連携を図るべきです。企業間でモノやサービスが循環利用されれば、コスト削減と大規模な企業コミュニティ形成の両立が可能になります」
不動産市場の活性化に向けては、土地法改正案、不動産事業法改正案、住宅法案の発効時期の修正を求める政府の提案について、多くの議員が「3法を同時に施行し、総合的な効果を高めるためにリソースを集中させるべき」と主張しています。
さらに、政府は供給面での対策とともに、需要喚起策を講じ、企業が国内での基盤を築いた上で海外に進出し、バリューチェーンに参加できるよう支援しなければならないとの意見も出されました。