18日午前、ハノイで、ベトナム共産党中央委員会や、国会、国家主席、政府、祖国戦線、ハノイ市の指導部は12月19日の全国抗戦デー70周年を記念する集会を行ない、グェン・フー・チョン党書記長、チャン・ダイ・クァン国家主席、グェン・ティ・キム・ガン国会議長、祖国戦線中央委員会幹部会のグェン・ティエン・ニャン議長、フム・ビン・ミン副首相兼外相をはじめ、各省庁の代表、革命功労者多数が出席しました。
(写真:laodongthudo.vn)
集会で発言にたったハノイ市党委員会のホァン・チュン・ハイ委員長は、ホーチミン主席が1946年12月19日に全国民に対しフランス植民地主義者に抵抗するよう呼びかけたことの意義を強調し、次のように語りました。
(テープ)
「かつての全国抗戦や、9年間にわたったフランス植民地主義者との戦いにおいて、ベトナム共産党は愛国伝統を発揮していました。ホーチミン主席は“我々はすべてを犠牲にしても、決して国を失うことを甘んじないし、決して奴隷とならない”、“祖国のために決死である”と言いました。ホーチミン主席の呼びかけは全国民の大団結を鼓舞して、全国民の抗戦の力を作り出しました。これにより、ベトナム国民はフランス植民地主義者から独立を勝ち取りました。」
このように語ったハイ委員長は、「全国抗戦デーの精神を発揮し、ハノイ市民は第12回党大会の決議を効果的に実施する」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「ハノイ市は経済成長の質的向上、経済再構築、競争力向上を目指す政策を集中的に実施します。国内外のあらゆる力を活用し、企業発展を強化し、国民と企業が生産、経営を発展させるように有利な条件を作り出します。経済の自主性を向上させ、経済発展を社会の進歩、公平、文化発展、環境保護と結び付けます。気候変動対応策、新農村作り運動の促進、社会福祉の確保、市民の生活レベルの向上、革命功労者への優遇政策実施に力を入れていきます。」
これとは別に、同日午前、党中央委員会、国家主席、国会、政府、祖国戦線の代表団はホーチミン廟と戦没者慰霊塔に花輪を捧げました。一方、同日、ホーチミン市で、12月19日の全国抗戦デー70周年を祝うマラソン大会が行なわれました。これに先立ち、大規模な音楽会が開かれました。