各国、カストロ前議長の死去に弔意を


キューバ革命を主導し、約半世紀に渡って同国で最高指導者として社会主義の国造りを進めてきたフィデル・カストロ前国家評議会議長が死去したことを受け、ラテンアメリカ諸国や、インドなどの指導者らは弔意を表明しています。

メキシコのエンリケ・ペーニャ・ニエト大統領は、ツイッターに掲載されたコメントの中で、「キューバ革命の指導者や、20世紀のシンボルであるフィデル・カストロ氏の死去を悼む。フィデル・カストロはメキシコの友人で、尊重・対話・団結を基礎に両国関係を促進する人物である」と明記しました。

一方、ベネズエラのニコラス・マドゥロ・モロス大統領は、「フィデル・カストロは世界の人々と共に偉大な業績を作り出した」と讃えました。

また、エクアドルのラファエル・ビセンテ・コレア・デルガード大統領は「彼は偉大な人物である。キューバ万歳。ラテンアメリカ万歳。」と書きました。

インドのナレンドラ・ダモダルダス・モディ首相も哀悼の意を表明し、「フィデルカストロ氏はインドの偉大な友人で、20世紀の象徴である」と語りました。

ベトナム国民にとって、この数十年間、フィデルカストロという名前とキューバは、革命的英雄主義や、頑強不屈精神、自由と幸福に対する渇望のシンボルとなっています。今月16日に、ベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席はフィデルカストロ前議長と会見しましたが、フィデルカストロ氏と会う最後の国家元首となっています。

 

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