「世界経済の新たな背景における国内企業と外資系企業の連携の強化」と題するこのフォーラムでは中小企業に対し、外資系企業との連携や地域と世界の生産チェーンへの参加を支援することなどについて討議が行なわれました。一方、各国の企業協会やベトナムビジネスフォーラムの作業グループは政府、各省庁に対し、工業、電力、エネルギー、土地、資本市場、人材、インフラ整備などに関し様々な提案をしました。IFC＝国際金融公社のベトナム、ラオス、カンボジア事務所を兼任するケルホファー所長は次のように語りました。

（テープ)

「ベトナムは裾野産業の弱点を解決しなければなりません。これは外資系企業との連携を強化するための要素となっています。また、各レベルの行政府は民間経済セクターの刷新を激励する必要があります。民間経済セクターは競争が日増しに激しくなっている背景の中で存在・発展するため、刷新を進めるべきです。」

他方、ブオン・ディン・フエ副首相は次のような見解を明らかにしました。

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「ベトナム政府は一貫して、FDI＝外国直接投資をベトナム経済の重要な一部分と見なし、FDIのさらなる誘致や外資系企業の成功に向けて、あらゆる条件を作り出す方針です。政府は民間企業と外資系企業に有利な投資経営環境を整えるとともにこの２つの経済セクターの連携を強化し、企業の競争力の向上、世界経済への参入の促進を狙っています。」