国連のグテーレス新事務総長 トランプ氏と初の電話会談



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(写真:AFP/TTXVN)


(NHK)今月1日に就任した国連のグテーレス新事務総長は4日、アメリカのトランプ次期大統領と初めて電話で会談しました。

事務総長のハク副報道官は4日、アメリカ・ニューヨークの国連本部で行った定例記者会見で電話会談に触れ、「国連とアメリカの関係について非常に建設的な議論が行われた。事務総長は、トランプ次期大統領としっかり関係を構築することを楽しみにしていると述べた」と説明しました。

一方、トランプ新政権でホワイトハウスの報道官を務めるスパイサー氏は、電話会談について「トランプ氏は、アメリカの税金が効率的かつ効果的に使われるように国連に改革を求めていく」と述べ、トランプ氏が大統領に就任すれば、アメリカがもっとも多くの拠出金を負担している国連の予算が適切に使われるよう求めていく考えを示しました。

グテーレス新事務総長は、国連に非効率や官僚主義がはびこっているとして、組織改革を断行すると表明しており、今後、組織の効率化に努めて、アメリカをはじめとする加盟国の不満を和らげたい考えです。

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