国連安全保障理事会、スーダンの180万人都市包囲の停止を要求

(VOVWORLD) - 国連安全保障理事会は13日、スーダン北ダルフール地方にある人口180万人の都市アル・ファシールに対する準軍事組織即応支援部隊(RSF)の包囲を停止し、同地域での戦闘を即時に停止するよう要求しました。

15カ国からなる理事会は、イギリスが起草した決議案を採択し、RSFの支配下にない広大なダルフール西部の最後の大都市であるアル・ファシールにおいて、市民の安全と安心を脅かすすべての戦闘員の撤退も求めました。

スーダンでは昨年4月、スーダン軍(SAF)と即応支援部隊(RSF)との間で戦争が勃発し、世界最大の避難民危機が発生しました。国連高官は、アル・ファシール周辺での暴力の悪化が「ダルフール全土で血なまぐさい住民間抗争を引き起こす恐れがある」と警告しています。(アラブニュース)

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