(VOVWORLD) - 新型コロナウイルス感染の初確認から約1年となる中、疫病の大流行に対する備えの必要性を国際社会が認識し続けることが狙いです。
国連総会の本会議で発表しているベトナムの国連大使 |
国連総会の本会議は7日、12月27日を「国際疫病対策の日」と定める決議案を議場の総意により無投票で採択しました。新型コロナウイルス感染の初確認から約1年となる中、疫病の大流行に対する備えの必要性を国際社会が認識し続けることが狙いです。
ベトナムが提案したこの決議は「新型コロナの大流行に代表されるように、感染症が人命に及ぼす壊滅的な影響に深刻な懸念」を表明し、疫病の流行に対応するためには多国間の連携が重要だとしています。
なお、12月27日は、狂犬病ワクチン、ニワトリコレラワクチンを発明しているなど予防医学の基盤を作ったフランスの生化学者で細菌学者ルイ・パスツールの誕生日です。