国連は24日、シリアの化学兵器使用疑惑をめぐり、使用の有無を検証する国連調査団を25日から再びシリア入りさせると発表しました。8月末で調査を中断していた北部アレッポ郊外などに派遣し、現地調査を再開する方向です。
国連査察官(写真:ロイター)
アレッポ郊外は、ロシアが「今年3月、反体制派が猛毒神経ガスのサリンを装填したロケット弾を発射した」と訴え、国連に調査を求めていました。国連はアレッポ郊外以外でも現地調査する予定ですが、具体的な場所は明らかにしていません。
国連は16日、首都ダマスカス近郊で8月21日に猛毒のサリンが使われたことを確認する調査団報告書を公表しましたが、化学兵器の使用者の特定は「国連の任務ではない」として踏み込まず、今回の調査でも特定しない見通しです。