既にお伝えしましたように、5日、ホーチミン市で、国際メコン川委員会の第2回首脳会議が開幕し、ベトナムのグェン・タン・ズン首相や、ラオスのトンシン首相、カンボジアのフンセン首相のほか、タイや、中国、ミャンマーの代表が参加しました。
会議の参加者
今回の会議は、試練と困難を乗り越え、メコン川流域の持続可能な開発へ向かうという国際メコン川委員会のメンバーの意志と政治的公約を示す事が狙いです。
「メコン川流域における気候変動の背景の中で、水資源、エネルギー、食糧の安全保障」をテーマにする今回の首脳会議は、メコン川の水資源の持続可能な開発を目指して、各国の連携を改めて公約とすることになります。
国際メコン川委員会第2回首脳会議の際に、ベトナムのグェン・タン・ズン首相は、ラオスのトンシン首相、カンボジアのフンセン首相、ミャンマーのワナ・
マウン・ルイン外相と個別会見を行いました。
これらの席で、ズン首相は「ベトナムはメコン川流域諸国との関係を強化していく」と再度確認しました。海上紛争問題に関して、ズン首相はタイに対し、ASEAN・中国関係のコーディネーターとして役割を発揮し、海上行動規範の早期作成を促すよう提案しました。
会議では、ズン首相は「ホーチミン市宣言」を発表し、その中で、2010年に締結された「ホアヒン宣言」に盛り込まれた公約を再確認した上で、国際メコン川委員会の今後の方向を提案しています。
宣言は、「ラオスと、カンボジア、ベトナム、タイの政府はメコン川に関連する天然資源に持続可能な使用、長期的な管理の重要性を再度確認する。国際メコン川委員会第1回首脳会議以来、各国の首脳は国際メコン川委員会の努力を高く評価し、これまで達成されてきた成果を将来の計画の実施に前提を作り出すものと見られる」と強調した上で、今後の方向として、「国際メコン川委員会と相手国との関係の強化を支持する」と協調しました