外交ルールによるベトナム東部海域紛争解決を支持

(VOVWORLD) -12日、ベトナム外務省のレー・ティ・トウ・ハン報道官は「ベトナム東部海域での領海紛争問題に関わるPCA=ハーグの常設仲裁裁判所の判決5周年に対するベトナムの見解を明らかにするよう」というジャーナリストの質問に答えました。
外交ルールによるベトナム東部海域紛争解決を支持 - ảnh 1ハン報道官

その中で、ハン女史は「ベトナム東部海域を巡る紛争の解決に関するベトナムの立場は、明確であり一貫したものある。これに基づき、ベトナムは、ベトナム東部海域を巡るあらゆる紛争を外交的及び法的プロセスを通して、武力による威嚇又は武力行使をせず、1982年の国連海洋法条約を始め、国際法に則って平和的措置で解決することを支持している。1982年の国連海洋法条約の加盟国であるベトナムは、関連各側に対し、同条約に定められた法的義務を尊重し、十分に実施すると共に、互いに協力し合い、国際法に従って、ベトナム東部海域での平和・安定・安全保障の維持、海上・上空の自由に積極的かつ適切に貢献してゆくよう要請する」と明らかにしました。

なお、この機に、ハン報道官は、ホアンサ諸島とチュオンサ諸島の主権問題、及び1982年の国連海洋法条約に基づいて確立されたベトナムの主権、主権的権利、管轄権の下の海域に対するベトナムの原則的な立場を改めて強調しました。

ご感想

他の情報