ハ・ティ・ガ会長

毎年3月8日に、女性の権利と世界平和をめざし、世界各地で記念行事や催しが開催されています。国連は1975年3月8日を「国際女性デー（国際女性の日）」として定めました。そして2年後の1977年12月、国連総会は、加盟国がそれぞれの歴史と伝統に応じて、1年のうち1日を女性の権利及び国際平和のための国連の日と宣言できる決議を採択しました。

今年の国際女性デーにあたり、6日、首都ハノイ、中部トゥアティエン・フエ省、南部ホーチミン市で記念式典と「女性のスマイルのため」と題する運動の開始式典がオンライン形式で行われ、生中継されました。

席上、ベトナム女性連合会のハ・ティ・ガ会長は今年、新型コロナが世界的に大流行し、数十億人の生活に影響を与えている中で、ベトナム人、とりわけ女性は団結し、適応力を高め、危機をチャンスに変えるため、あらゆる手を尽くしていると強調し、次のように語りました。

（テープ）

「女性は情報技術の適用を進め、身体と心の健康を増進させ、喜びと幸福を得ることが狙いです。自信を持って、健康で、幸せな女性は家庭に幸福をもたらします。これは『女性のスマイルのため』運動の目的です。」

女性は家事に時間を費やすだけでなく、慈善活動にも積極的に参加しています。慈善活動に参加しているハノイ市の女性の一人は次のように話しました。

（テープ） Vu Ha

「コミュニティのための活動に参加して嬉しく思います。それぞれの人に仁愛の心があって、呼びかけを受けると、社会コミュニティのために良い活動を行うでしょう。今後、より多くの人々を助けられるようにと願っています。」