安保理、シリアでの人道状況に懸念を表明

(VOVWORLD) -27日、国連安全保障理事会は、シリア国内の人道状況に関する会議を開きました。会議で、ウルスラ・ミュラー人道問題担当国連事務次長補兼緊急援助調整副官、及び、ユニセフのヘンリエッタ・フォア事務局長は報告を行った際、内戦下のシリア北西部での戦闘激化に伴って深刻化する人道危機に懸念を表明しました。
安保理、シリアでの人道状況に懸念を表明 - ảnh 1 シリア国民への救助物資=AFP/TTXVN

一方、会議で発言にたったベトナムのダン・デイン・クイ国連大使は、シリア北西部の一般住民への被害や、シリア国内の人道状況に懸念を表明するとともに、当事者に対し、国際人道法の遵守、シリア国民への人道的支援問題をめぐる協力の促進を呼びかけました。また、国際法と安保理決議に則って、シリア状況への長期的な措置の模索のために、対話と交渉を継続する必要があるとしています。

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