対イスラエル関係、パレスチナ独立承認なしに正常化せず サウジが米に通告

(VOVWORLD) - サウジアラビアは対イスラエル関係について、パレスチナを独立国家として承認しない限り正常化はあり得ないとの立場をアメリカに伝えました。7日、サウジ外務省が国営サウジ通信(SPA)を通じて声明を発表しました。
対イスラエル関係、パレスチナ独立承認なしに正常化せず サウジが米に通告 - ảnh 1サウジアラビアの首都リヤドで、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子(右)と会談するアメリカのアントニー・ブリンケン国務長官=AFP/TTXVN

声明によりますと、「東エルサレムを首都とし、1967年の境界に基づく独立したパレスチナ国家が承認されない限り、イスラエルとの外交関係はあり得ないとの強い姿勢をアメリカ政権に伝えた」とのことです。また、イスラエルはパレスチナ自治区ガザ地区への「侵略」を停止し、軍を全面撤退させなければならないとしています。

サウジはアラブの主導的な役割を果たしており、イスラエルを国家として承認していません。2020年の「アブラハム合意」に基づきバーレーンとアラブ首長国連邦(UAE)がイスラエルと国交を樹立しましたが、サウジはこの合意には参加していません。(AFP通信)

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