(VOVWORLD) -医療関係者とスーダンの活動家によりますと、土曜日にハルツーム全域で砲撃と空爆により少なくとも56人が死亡しました。
(写真:ロイター) |
2023年4月以来、正規軍と準軍事組織の即応支援部隊(RSF)は権力を巡って争っており、今月に入ってからは、正規軍が首都ハルツームと姉妹都市のオムドゥルマン、ハルツーム・ノースのすべてを掌握しようと戦っているため、戦闘が激化しています。
AFP通信の取材に応じた医療関係者によりますと、土曜日にオムドゥーマンの賑やかな市場がRSFの砲撃を受け、54人が死亡しました。
「砲弾は野菜市場の真ん中に命中しました。だから、犠牲者や負傷者がこれほど多いのだ」と、生存者の一人がAFP通信に語りました。
ナイル川を挟んだハルツームでは、RSFが掌握している地域に対する空爆により、2人の民間人が死亡し、数十人が負傷したと、地元の緊急対応室(ERR)が伝えました。(arabnews.jp)