(VOVWORLD) -2日午前、ハノイで、政府の1月の月例会議が行われました。
グエン・スアン・フック首相
(写真:VGP/Quang Hieu)
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2日午前、ハノイで、政府の1月の月例会議が行われました。会議で、グエン・スアン・フック首相は新型コロナウイルス感染症予防対策について、次のように強調しました。
(テープ)
「1月27日に市中感染者が発生し、2月1日夜まで、新規に発生した市中感染者数は240人にのぼり、全国にある10の省や市で広がっています。第13回党大会が行わていましたが、政府や新型コロナウイルス感染症予防対策国家指導委員会、各地方の行政府、保健省は指導活動に全力を尽くし、断固たる予防措置を打ち出しました。具体的には、集団感染源へのアクセス歴がある人を追跡し、広い範囲で検査を行い、接触した者については21日間の隔離を行うなどの措置です。」
1月の経済社会発展状況に関して、フック首相は「マクロ経済が安定的に発展し、工業生産の伸び率が高まっている。また、輸出入活動の伸び率も45%に達している」と明らかにすると共に「今後、国内経済、国際経済、デジタル経済の発展を強化する必要がある」と述べました。
フック首相は次のように語りました。
(テープ)
「アメリカの半導体メーカー インテルや韓国のサムスン電子など外国の大手企業からのベトナムへの投資にさらに有利な条件を作り出します。その他、マクロ経済の安定のため、引き続き取り組みます。これらの任務を実現するため、科学技術の発展、インベンション・イノベーションの促進、人材の質的向上は非常に重要な意義を持っています」
このように語ったフック首相は新型コロナウイルス感染症予防対策と経済発展の他、各部門や機関が貧困者や山岳地帯、遠隔地、自然災害の被災地などに住む人々が楽しいテトを過ごせるため支援するよう指示しました。