(VOVWORLD) - 23日午後、ハノイでファム・ミン・チン首相は、政府と各省庁およびハノイ市、ホーチミン市の代表との会議を主宰し、南北高速鉄道、ラオカイ―ハノイ―ハイフォン鉄道、都市鉄道など、重点となる鉄道プロジェクトについて協議しました。
会議では、統一した技術基準・規格の整備、路線間の接続性の確保、用地解放の加速、ODA=政府開発援助の活用、先進技術の選定や効果的な投資モデルに向けた特別な制度の必要性が強調されました。
チン首相は結論として、科学技術省と建設省に対し、国際基準や各国の経験を踏まえて南北高速鉄道の技術を選定し、技術面と経済面の両立を図るよう求めました。
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「選択は最適でなければならない。第一に、関係主体の利益の調和。第二に、汚職や利権を防ぐこと。第三に、成功を確保することだ。手続きと進め方は公開・透明で、各政策の影響を十分に評価しなければならない」
ラオカイ―ハノイ―ハイフォン鉄道については、予備的実現可能性調査を早め、遅くとも2026年3月までに完了させるよう指示しました。ハノイ市とホーチミン市の都市鉄道では、計画どおりの完成に向け、地下区間の工事を加速するよう求めました。
また、財務省に対し、資金に関する手続きを急ぎ、国家予算と社会化資金を最大限動員して、大規模交通拠点と結ぶ都市鉄道網を一体的に整備するよう指示しました。