7月31日午後、ハノイで行なわれた政府の定例記者会見で、グェン・バン・ネン政府官房長官は7月と、年初からの7ヶ月間における経済社会発展状況を取り上げると同時に、政府は、年末までに経済社会発展の効果向上に向けて断固として指導することを明らかにしました。これに基づき、グェン・タン・ズン首相は今月から、困難の解決、生産の推進、公的投資プロジェクトの実施、行政改革などを集中的に行なうよう求めました。

記者会見で、ネン長官は航空の安全状況など世論の関心事について質問に答えました。同長官によりますと、先頃、ホアン・チュン・ハイ副首相は交通運輸省の指導者らと会合を行い、航空の安全確保を目指す為に、点検するよう求めました。一方、緊張が高まっているリビアに派遣されたベトナム人労働者の状況について、ネン長官は「ズン首相は労働者の安全を確保すると同時に、リビアを結ぶ24時間体制のホットライインを開設するよう指導した。」と明らかにしました。