8日、ハノイで、自然災害予防対策指導委員会や、捜索救難委員会は連携して、台風1号と2号の防災対策や、被害克服作業を総括する会議を行いました。
会議の報告によりますと、これらの台風により、20人が死亡し、その損害額は7兆ドン(およそ350億円)に上りました。
席上、チン・ディン・ズン副首相は、被害克服のための関連各機関の努力を高く評価した上で、「今後も行方不明者の捜索活動などを促進していく必要がある」と指示しました。
また、天然資源環境省に対し、「今後、予報能力を高めるために、人材育成や、近代的科学技術と設備の導入に力を入れていくよう」、そして、交通運輸相や、農業農村開発相などに対し、「各地方と連携して、インフラ整備を進めていくよう」要請しました。