新型コロナ終息願い一斉に花火

(VOVWORLD) - 新型コロナウイルスの終息を願う花火の打ち上げが、1日夜、全国一斉に行われ、県内でも水戸市などで色鮮やかな花火が夜空を彩りました。
新型コロナ終息願い一斉に花火 - ảnh 1     大國魂神社から見る花火(写真:AFP)

このプロジェクトは、日本煙火協会の有志が新型コロナウイルスの影響で各地の花火大会が中止になる中、花火で少しでも笑顔と元気を届けたいと企画し、全国のおよそ160の業者が参加しました。

このうち水戸市を流れる那珂川の河川敷では、午後6時過ぎから、老舗の花火製造会社「野村花火工業」の花火師が打ち上げの準備を始めました。

1日は時折弱い雨が降るあいにくの空模様でしたが、花火師たちは午後8時になると次々と打ち上げを始め、およそ5分間、色鮮やかな花火が夜空を彩りました。

打ち上げは、感染予防のため事前に場所を公表せず観客も集めないように行われ、県内では4つの業者が水戸市のほかつくば市や結城市など7つの市と町で打ち上げを行ったということです。

野村花火工業の野村陽一社長は「花火を打ち上げると元気になりますし、花火師たちも張り切って朝から準備をしていました。花火はたくさんの人に集まってもらって感動を共有するというのが一番の目的なので、一刻も早くそういう日が来るのを待ち望んでいます」と話していました。(NHK)

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