日本 2025年版外交青書におけるベトナムの地政学的な役割を高く評価

(VOVWORLD) - 8日、日本の岩屋毅(いわや たけし)外務大臣は閣議で、2025年版の外交青書をまとめたと報告し、その中で、ベトナムは地政学的にも重要な位置にあり、有望な市場であるとの見解を示しました。
日本 2025年版外交青書におけるベトナムの地政学的な役割を高く評価 - ảnh 1岩屋毅外務大臣(写真:Kyodo/TTXVN)

2025年版外交青書によりますと、ベトナムはベトナム東部海域(いわゆる東シナ海)の海上交通路に接することで地政学的にも重要な位置を所有し、東南アジアで3番目に人口が多く、中間層が急速に拡大しと評価され、将来有望な市場と見なされています。

また、外交青書の中で、新型コロナウィルス感染症のパンデミックが発生して以来、サプライチェーンの多様化の動きが進むことにより、日本企業を含む外国企業は、生産拠点をベトナムに移転する傾向があるとしています。

ベトナムは2045年までに先進国へ発展し、2050年までにカーボンニュートラルを達成するするという目標を掲げています。それと同時に、ベトナムはグリーントランスフォーメーションとデジタルトランスフォーメーションを積極的に推進しているとしています。

 さらに、ベトナムは、マクロ経済の安定化策、インフレの抑制、インフラの整備や投資環境の改善を通じて、安定した経済成長の達成に向けて努力しているとみられています。

 

 

 

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