朝鮮、日米協定を批判「大東亜共栄圏の昔の夢を実現しようとする日本」

(共同)朝鮮民主主義人民共和国の朝鮮アジア太平洋平和委員会は4日、日米原子力協定が自動延長されたことを巡り、日本が核武装を狙っていると批判する白書を発表しました。

白書は同時に「原子力の平和的利用を志向していくのはわが国の確固不動たる立場だ」と強調、発電目的の原子炉などは放棄しない立場を示唆しました。

朝鮮中央通信が5日伝えました。白書は、日本が核兵器の原料となり得るプルトニウムを大量に保有していると指摘しました。原子力協定は「軍事大国化し大東亜共栄圏の昔の夢を実現しようとする日本と、手下をアジア制覇戦略実現の突撃隊に利用しようとするアメリカの共謀の産物だ」と批判しました。

さらにアメリカに対し、「朝鮮半島非核化への意志があるなら日本の核武装化策動を問題視し、公正な立場で事態を評価すべきだ」と主張しました。


 

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