韓国で起きた旅客船の沈没事故で、海洋警察は20日、ダイバーが船内に入るためのロープを5か所に通し、捜索活動を加速させていますが、生存者は見つかっておらず、これまでに58人の死亡が確認されました。
韓国海洋警察は20日、海上の作業船から5本のロープを旅客船の窓などを通してつなぎ止め、ダイバーは水中の視界が悪くてもロープに伝わって船内に入れるようになりました。これにより、船内での捜索活動が加速し、遺体の発見が相次いでおり、これまでに死亡が確認された人は58人、安否の分からない人は244人となりましたが、船内から生存者は見つかっていません。
一方、韓国のKBSテレビは合同捜査本部の取り調べを受けている旅客船の乗組員10人余りのうち、多くが「非常時にどう対応するかについて訓練を受けたことがない」と供述していると伝えました。
また、合同捜査本部が船会社の関係者の出国禁止の措置を取ったとも伝えており、事故の原因解明に向けて厳しい取り調べを進めているものとみられます。