9月2日の独立記念日を祝う活動が海外でも行われています。
中国駐在ベトナム大使館は1日夜、独立記念式典を行いました。式典で、ダン・ミン・コイ大使は発表を行い、民族独立、平和への希望という独立記念日の精神はこの71年、維持されており、ドイモイ刷新事業で役割を果たしていると明らかにしました。
中国駐在ベトナム大使館の主宰による式典
ベトナムと中国の関係について、コイ大使は、ベトナムは常に中国との友好協力関係を重視していると強調し、ベトナム東部海域(南シナ海)問題が残っているにも関わらず、両国国民は両国関係を絶え間なく発展させたいという希望を持っていると述べました。そして、これはベトナム外交部門、並びに、中国駐在ベトナム大使館の目標であもると明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「中国駐在ベトナム大使館は、平和時代における外交部門の役割を果たすために引き続き取り組んでいきます。それは、祖国の独立・主権・領土・国益を断固として守ると共に、平和と協力の環境をしっかりと維持することです。そういうことをするために、各紛争を平和的措置で解決するという原則に基づいて、国際法に従って長期的かつ基本的な解決策を見出すことが重要です。」
カンボジアでは、1日夜、同国駐在ベトナム大使館は、独立記念日を祝うレセプションを行いました。レセプションで、カンボジアのプラック・ソコン外務国際協力大臣は、ベトナムの独立記念日を祝うと共に、両国の伝統的な協力関係はますます発展し、地域と世界の平和と安定に貢献するであろうとの希望を表明しました。同日午前、ベトナム大使館の代表団は、プノンペン市内にあるカンボジア・ベトナム友好記念塔を訪れ、カンボジアで犠牲になったベトナム志願兵に献花しました。
そして、南アフリカでは、同国駐在ベトナム大使館は1日、独立記念日のレセプションを行いました。レセプションで、ベトナムがこの71年で収めた成果を紹介したほか、米やコーヒーなどベトナムの得意な輸出品、及び、ベトナムの飲食文化をピーアールしました。
一方、同日、大阪駐在ベトナム総領事館も独立記念日のレセプションを行いました。