【アブダビ共同】OPEC=石油輸出国機構加盟国や非加盟国が実施する協調減産の状況を点検する監視委員会は11日、UAE=アラブ首長国連邦の首都アブダビで会合を開きました。
サウジアラビアのエネルギー相(写真:AFP/TTXVN) |
世界経済の減速などから需要が縮小して生産が過剰になることへの懸念が浮上しました。そのため原油価格の維持を狙い、12月上旬のOPEC定時総会などで2019年の減産について本格協議する見通しとなりました。
市場では、米石油在庫の増加傾向などもあり、需給が緩和に向かうとの見方が出ています。ニューヨーク原油先物相場は、10月上旬に1バレル=76ドルを上回る高値を付けた後、下落基調を強めています。