シンポジウムの様子

この報告案によりますと、この15年間、2006年の男女平等法は、男女平等に対する社会の認識・責任・行動を促進させ、国家管理と社会のすべての分野における男女平等に大きく貢献してきました。これにより、多くの分野における男女の格差が縮まり、女性の役割はコミュニティと家庭、経済活動でも徐々に高まっており、国の社会経済開発に貢献しています。ベトナムは男女平等で大きな成果を収めてきた国の一つとされているとしています。労働傷病軍人社会事業省男女平等局のチャン・ビック・ロアン副局長は次のように語りました。

（テープ）

「私たちは、男女平等の15年間の履行を総括するために3つのシンポジウムを行います。男女平等法のこの15年間の履行状況に関する報告案を完成した後、関連政策を評価する報告を作成します。これらの報告により、男女平等法をどのように改正するのかを明確にできると思います」

シンポジウムで、出席者らは、山間部や僻地、少数民族居住地、特に困難な状況にある地域に暮らす女性と子どもを含む社会的弱者を優先対象に、男女平等をさらに促進するための政策を提案しました。