閉幕式の様子

今回のフェスティバルには約25万人が来場し、うち1800人が海外からの訪問者となりました。「ブオンマトート・ 世界のコーヒー目的地」をテーマに展開された各種イベントでは、ベトナムコーヒーの「伝統継承」「観光拠点化」「国際統合」というメッセージが効果的に発信されました。

閉会式でダクラク省人民委員会のグエン・ティエン・ヴァン副委員長は「第9回ブオンマトート・コーヒーフェスティバルは大成功を収め、ブオンマトートを世界のコーヒー拠点として確立する目標に大きく貢献した」と評価しました。ヴァン副委員長は次のように語っています。

（テープ）

「今回の成功は、ダクラク省を迅速に発展させ、豊かで文化的、かつ独自性ある地域にするという私たちの取り組みをさらに推進する原動力となります。これはベトナム全体が『躍進の時代』を迎えるための基盤づくりでもあります。同時に、ブオンマトート・コーヒーのブランドと地理的表示を国際舞台で高めていく重要な一歩です」

今年は28の国際代表団が参加し、多くのビジネスチャンスが生まれました。特に注目すべきは、（ICO）国際コーヒー機関のヴァヌシア・ノゲイラ事務局長が初めて参加し、開会式で重要な講演を行ったことです。この出来事は、グローバル市場におけるベトナムコーヒーの地位向上に向けた画期的な進展を象徴しています。