米、WHOから脱退へ トランプ氏が大統領令署名

(VOVWORLD) - アメリカはWHOへの最大の拠出国であり、アメリカの脱退はWHOに対して大規模な再編を強いる可能性があります。
米、WHOから脱退へ トランプ氏が大統領令署名 - ảnh 1アメリカ・ホワイトハウスの大統領執務室で、大統領令に署名するドナルド・トランプ大統領(写真:AFP)

アメリカのドナルド・トランプ大統領は20日、世界保健機関(WHO)からの脱退に向けて大統領令に署名しました。トランプ氏はこれまで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応を巡り、WHOを繰り返し批判してきました。

トランプ大統領は就任式後にホワイトハウスで行った演説で、アメリカは中国に比べてはるかに多額の資金をWHOに拠出していると主張し、「わが国はWHOにだまし取られている」と語りました。

アメリカはWHOへの最大の拠出国であり、アメリカの脱退はWHOに対して大規模な再編を強いる可能性があります。また、これにより、世界的な健康関連プロジェクトが混乱に陥る恐れも指摘されています。

第1次トランプ政権時代にも、WHOが新型コロナのパンデミック(世界的な大流行)の初期に中国の影響を受けすぎていたとして、脱退を表明した経緯があります。しかし、この脱退表明は後にジョー・バイデン政権下で撤回されていました。(AFP通信)

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