
イランのザリフ外相 (写真:ft.com)
アメリカとイランの外相は26日、イランの核開発問題に関する初の会談を行う予定です。米当局が明らかにしまし た。
アメリカ当局によりますと、イラン新政府のモハマド・ジャバド・ザリフ外相と、ジョン・ケリー米国務長官が、ニューヨークの国連本部で開かれる英・中・仏・独・露の各外相との会合に出席するということです。
1979 年のイラン革命以降、イラン・米両政府間のハイレベル協議はほとんど行われてきませんでした。しかし、米ホワイトハウスは、今週の国連総会に合わせてバラ ク・オバマ大統領とイランのハサン・ロウハニ新大統領との会談が実現する可能性もあり得ると述べ、両国間での新たな雪解けの兆候が示されています。
ロウハニ新政権はこれまでに、同国のウラン濃縮活動に対する国際社会からの経済制裁の緩和を目指す意向を明らかにしています。
ロ ウハニ大統領は24日、フランスのフランソワ・オランド大統領との会談後に国連総会で演説する予定ですが、これに先立ちザリフ外相が23日、欧米諸国の代 表と会談しました。イランとの対話の中心的役割を果たす欧州連合のキャサリン・アシュトン外交安全保障上級代表は、「良い建設的な」話し合いが行われたと 述べて前進への期待を示しましたが、これが問題の打破につながるというほどの楽観はしていないとみられます。
アシュトン氏は報道陣に対し、「(ザリフ)外相が示したエネルギーと固い決意には感銘を受けた」と話す一方で、「課題は山積している」と指摘しました。