米、ウクライナへの安全保証に関与の可能性 18日の首脳会談で協議へ

(VOVWORLD) - アメリカのルビオ国務長官は17日、ウクライナのゼレンスキー大統領に提示される安全の保証について、アメリカが関与する可能性があると述べました。
米、ウクライナへの安全保証に関与の可能性 18日の首脳会談で協議へ - ảnh 1アメリカのルビオ国務長官(写真:REUTERS/Jeenah Moon)

15日の米ロ首脳会談を受けて、18日にはワシントンで米ウクライナ首脳会談が開催され、イギリスやフランス、ドイツなど欧州主要国の首脳も参加する予定です。

ルビオ長官はFOXニュースの番組で「(トランプ)大統領がアメリカの安全保証へのコミットメントを表明するなら、それは非常に大きな動きとなる」と述べました。また、「大統領がいかに平和を強く望み、どれほど重視しているかが分かる。そうした譲歩をいとわないということだ」と語り、18日の会談で協議が行われるとの見方を示しました。

トランプ氏は17日、「ロシアに関して大きな進展」とソーシャルメディアに投稿しましたが、詳細は明らかにしていません。

ルビオ長官は、アメリカ当局者が16日にヨーロッパの当局者らとウクライナの安全の保証について協議したことを明らかにし、最終的には和平合意の一部としてロシアに提示できる内容を詰めることが目的だと説明しました。さらに、米ロ首脳会談ではウクライナの国境線や軍事同盟、安全の保証など主要課題が絞り込まれたと述べました。

また、ウィットコフ中東担当特使も17日、CNNの番組で「われわれはアメリカが北大西洋条約機構(NATO)条約第5条のような保護を提供できるという譲歩を得られた」と述べ、ウクライナがNATO加盟を求める代わりになるとの見方を示しました。(ロイター)

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