米大学の反戦デモ、強制排除が続く UCLAで200人超が逮捕

(VOVWORLD) - アメリカのバイデン大統領は2日、「抗議する権利はあるが、混乱を引き起こす権利はない」と述べ、各地の大学でのデモについてコメントしました。
米大学の反戦デモ、強制排除が続く UCLAで200人超が逮捕 - ảnh 12024年5月1日、パレスチナ自治区ガザ地区の破壊された建物(写真提供:THX/TTXVN)

アメリカ国内の大学では、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ攻撃に対する抗議デモが相次ぎ、多くのデモ参加者が警察によって強制排除されています。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)では、デモ隊が設置したテントやバリケードが撤去されました。

UCLAでは、未明に機動隊装備を身に着けた警官隊が突入し、閃光弾などを使用してデモ隊の列を押し切りました。これにより、デモ隊の中に抵抗する者も含まれていました。

ロサンゼルス警察は、1日夜から2日にかけてUCLAで210人、他の複数の大学で数百人を逮捕したことを明らかにしました。また、オレゴン州のポートランド州立大学では、4月29日からデモ隊が立てこもっていた図書館に警察が突入し、数十人が逮捕されました。ニューハンプシャー州の大学2校でも同様に、警察がテントなどを撤去し、合わせて約100人が逮捕されました。

ここ数日間、アメリカ全国の数十の大学では、学生らがイスラエルのガザ攻撃に抗議するデモやテント設営などを行い、混乱が広がっています。アメリカのバイデン大統領は2日、「抗議する権利はあるが、混乱を引き起こす権利はない」と述べ、各地の大学でのデモについてコメントしました。(ロイター)

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