米大統領、就任後初の中東歴訪開始 イスラエルに到着

(VOVWORLD) - アメリカのジョー・バイデン大統領は13日、イスラエルに到着し、就任後初となる中東歴訪を開始しました。両国首脳は、イランという共通の脅威を念頭に、イスラエルとアラブ諸国との関係を強化する構えを示しました。
米大統領、就任後初の中東歴訪開始 イスラエルに到着 - ảnh 1イスラエルのラピド首相(右)やヘルツォグ大統領(左)の出迎えを受けるアメリカのバイデン大統領=TTXVN

イスラエルは、2020年にアメリカの仲介でUAE=アラブ首長国連邦とバーレーン、モロッコとの国交を正常化しました。サウジアラビアとも同様の関係構築を望んでいます。

15日にサウジアラビアを訪問する予定のバイデン氏は、こうしたイスラエルの姿勢について強い支持を表明します。テルアビブ近郊の空港に大統領専用機エアフォースワンで降り立ち歓迎を受けた後、「われわれはイスラエルの地域への統合を進めていく」と述べました。

イスラエルのヤイル・ラピド暫定首相は、中東諸国との新たな安全保障と経済関係の構築をバイデン氏と話し合うと説明しました。「イランの核開発計画を阻止するための強力な世界的連合を一新する必要性について議論する」と述べました。主要国は現在、2015年にイランと結んだ核合意の再建を目指していますが、イスラエルは反対しています。(AFP通信)

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