（写真：EPA）

アメリカ政府とアフガニスタンの旧支配勢力タリバンは、武装グループによる攻撃を抑制し、さらには停戦で合意する道筋を模索し今月7日に和平協議を再開しました。だがタリバンが12日に首都カブール北郊の主要米空軍基地を攻撃、民間人2人が死亡し数十人が負傷したのを受け、協議は米政府により一時中止されています。

アフガニスタンには現在、約1万3000人の米駐留部隊がいますが、兵士の数は交代により変動します。

米NBCニュースは14日、元および現役の高官3人の発言として、トランプ政権がアフガニスタンから米軍部隊4000人を撤収する計画を発表する意向だと伝えました。

トランプ氏は先月、駐留部隊を全体で8600人まで削減し、さらなる削減の可能性もあるとの方針を示していました。

 アメリカCNNは、トランプ政権の匿名の高官の発言として、削減の発表は今週にも行われる可能性がありますが、その「タイミングは流動的だ」と報じました。