米軍、シリア中部でISに報復攻撃

(VOVWORLD) -アメリカのヘグセス国防長官は、中東のシリアで、過激派組織IS=イスラミックステートの兵士などに攻撃を行ったと明らかにしました。先週、アメリカ軍の兵士らが襲撃され、3人が死亡したことへの報復だとしています。
米軍、シリア中部でISに報復攻撃 - ảnh 1シリアでの「ホークアイ・ストライク」作戦を支援するため、12月19日、米空軍兵士らがF-15EストライクイーグルにGBU-31弾薬システムを搭載
(写真:US Air Force/REUTERS)

アメリカのヘグセス国防長官は19日、SNSに投稿し、中東のシリアで軍事作戦を実施したと明らかにしました。

過激派組織IS=イスラミックステートの兵士や武器庫などの排除が目的だとしていて、アメリカメディアは数十か所が攻撃されたとしています。

シリアでは今月13日、対テロ作戦の支援にあたっていたアメリカ軍の兵士らが武装した人物に襲撃され3人が死亡していて、今回の攻撃は、これに対する報復だということです。

ヘグセス長官は投稿で「これは戦争の始まりではない。復しゅうの宣言だ。われわれは敵を追い詰め、大勢を殺害した」としています。

アメリカ軍は、シリアでアサド政権が去年崩壊したあともテロ対策としてシリアへの駐留を続けていて、ヘグセス長官は、アメリカ人を標的にした攻撃に対しては、今後も報復していく方針を示しています。(NHK)

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