米露外相、独で停戦協議

(共同)DPA通信によりますと、ケリー米国務長官とロシアのラブロフ外相は7日、ドイツ北部ハンブルクで会談しました。シリア内戦で北部アレッポの情勢を巡り、シリアのアサド政権軍と反体制派の停戦の条件などを協議したとみられます。


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(写真:TTXVN)

シリア人権監視団(英国)によりますと、アサド政権軍がアレッポの旧市街地を完全制圧し、支配地域を市全域の約8割に拡大しました。政権軍側はアレッポ全域の完全制圧を目指す構えです。

これに対し、米国と英独仏伊、カナダの6カ国首脳は7日、アサド政権と同政権の後ろ盾になっているロシアとイランに対し、即時停戦を求める声明を発表しました。アレッポ市民への人道支援物資の輸送路が遮断されているとして、アサド政権を非人道的と非難しました。

米露外相は8日現地で開幕の欧州安保協力機構(OSCE)閣僚理事会(外相会議)に出席しました。

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