英 新型コロナの新たな変異種“感染力7割増” ロンドン事実上のロックダウンへ

(VOVWORLD) - イギリス政府は国内で確認された新型コロナウイルスの新たな変異種について、感染力が最大70%ほど強い可能性があると明らかにしました。

イギリスのジョンソン首相は臨時の会見をおこない、初期の分析結果として国内で確認された新型コロナウイルスの新たな変異種について、感染力が従来のものより最大で70%強い可能性がある、と明らかにしました。

この変異種は9月半ばに出現し、今月中旬にはロンドンの新型コロナ症例の6割以上を占めるまでに急速に拡大しているということです。ただ、重症化率や死亡率が高くなったり、ワクチンや治療の有効性に影響したりする証拠はないとしています。

事態を受けてロンドンとイングランド東部および南東部は20日から事実上のロックダウン状態となり、「クリスマス前後5日間限定で特定の3世帯まで会える」とした制限緩和も中止となりました。それ以外の地域でも、この緩和措置は25日の一日に限られます。(TBSテレビ)

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