越日の包括的な戦略的パートナーシップの具体化 促進
(VOVWORLD) - 21日、ハノイで、グエン・ミン・ブー第1外務次官はベトナムを訪問していた日本の船越 健裕外務審議官と会談しました。
写真提供:外務省 |
会談で、ブー第一外務次官は、「ベトナムは日本を長期的で主要な戦略的パートナーと見なしている。日本と力を合わせ、包括的な戦略的パートナーシップの具体化を促進したい意向がある」と強調しました。
また、両者はベトナム・日本協力委員会や外務次官級戦略対話などを効率化することで一致しました。ブー次官は日本側に対し、優遇条件や簡素かつ柔軟な手続きで重要なインフラ整備プロジェクトへの新世代ODA供与を行うとともに、インフラ整備や気候変動対応プロジェクト、北部山岳地帯や丘陵地の11の省に住む少数民族の生産支援に対する借款供与を決定する一方、ベトナム国民に対する入国手続きを簡素化し、ビザ免除を段階的に実施するよう提案しました。
一方、船越外務審議官は「日本企業は投資の多様化に際し、ベトナムを優先的な目的地とみなしている」と明らかにするとともに、ODA供与や投資の活発化や日本の「AZEC=アジア・ゼロエミッション共同体」構想における協力の推進を希望すると表明しました。
また、日本政府は同国在住ベトナム人コミュニティにより好ましい条件を提示すると強調しました。