この席で、両大臣は、「両国の戦略的なパートナーシップを常に重視しており、さらに発展させてゆく」と明らかにした上で、ベトナム外務省と韓国外交部との連携、地方間の協力拡大、新型コロナ予防対策における協力、投資貿易分野の協力などをさらに強化することで一致しました。

また、地域と国際問題について双方は緊密に連携して多国間協力枠組みでの連携を効果的に強化してゆくことで一致しました。その中で、ベトナムが2021年8月からASEAN東南アジア諸国連合と韓国との関係のコーディネーターとしての役割を全うすることができるように積極的に協力することや、国際法に従ってベトナム東部海域いわゆる南シナ海での紛争を平和的措置で解決すること、朝鮮半島における対話と協力を促進することなどが取り上げられました。

さらに、ソン大臣は韓国側に対し、労働、科学、技術の分野における協力を強化するとともに、新型コロナワクチンの調達とワクチン生産においてベトナムを支援するよう訴えました。

一方、ウィヨン外交部長官は、「韓国は、経済社会発展事業においてベトナムの緊密な相手国である」と強調しました。

会合の後、両大臣は、ベトナム中央衛生疫学研究所と韓国国際協力団による新型コロナ対応プログラムに関する覚書の調印式に立ち会いました。