農林水産品の輸出が好調 1~4月で190億ドルを超える

(VOVWORLD) - 農業農村開発省が5月1日に発表したところによりますと、今年の1月から4月までの農林水産品の総輸出額は190億ドルを超え、前年同期と比べて約24%も増加したということです。品目別に見ると、すべての分野で輸出が伸びました。

地域別では、アジア向けが約20%増、アメリカ向けが24.6%増、欧州向けが38.6%増、オセアニア向けが26%増と好調でした。アメリカ、中国、日本が引き続きベトナムの農林水産品の最大の輸入国となっています。 

このような輸出増加基調を維持するため、同省はイスラム教国や中東、アフリカなど、これまで手つかずの有望な新規市場開拓に乗り出す方針です。また、ベトナムが結んでいる自由貿易協定のメリットを最大限活用するとともに、ベトナム産品のブランド保護や地理的表示の海外での確立を支援していくとしています。関係省庁や企業と連携しながら、ベトナムの農林水産物の一層の輸出拡大を目指す考えです。

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