
スペイン北西部ガリシア州サンティアゴ・デ・コンポステーラで起きた高速鉄道脱線事故で、列車を運行するスペイン国鉄のロドリゲス総裁は25日のラジオで、車両は事故当日の朝に検査をしており「問題はなかった」との認識を示しました。現地メディアは列車が規制を大幅に上回る速度で現場のカーブにさしかかったと報じており、速度超過が事故につながったとの見方が強まりつつあります。
事故現場はサンティアゴ・デ・コンポステーラ駅から約4キロの地点で、カーブのため運行速度は時速80キロに規制されていました。パイス紙(電子版)などは事故調査当局の情報として、列車がこれを大幅に上回る時速190キロで現場にさしかかったとする乗員の話を伝えています。国鉄広報担当者はAFP通信に、事故原因は調査中で「事故発生時の速度は運行記録を解析すれば分かる」と話しています。これに関連してAFP通信は、事故列車の運転士が捜査当局の取り調べを受けると報じました。