韓国政府は朝鮮戦争時の混乱などで南北に生き別れとなった「離散家族」の再会を、今後、定例化するため、朝鮮民主主義人民共和国側に協議を申し入れました。
韓国統一省は5日、朝鮮戦争時の混乱などで南北に生き別れとなった「離散家族」の再会事業について、今後、定期的に行うため、実務者による協議を朝鮮民主主義人民共和国側に提案したことを明らかにしました。今月12日、南北の軍事境界線上にある板門店の韓国側の施設「平和の家」で実施することを提案しています。
韓国と朝鮮民主主義人民共和国は先月、およそ3年ぶりに離散家族の再会事業を実施していて、朴槿恵(パク・クネ)大統領が今月1日の演説で事業の定例化を呼びかけていました。