韓国 大統領選の世論調査 最大野党のイ候補支持が51%
(VOVWORLD) - 韓国で行われた世論調査で、6月3日に行われる大統領選挙について、最大野党のイ・ジェミョン(李在明)候補を支持すると答えた人が51%、与党のキム・ムンス(金文洙)候補が29%などとなりました。
イ・ジェミョン(李在明)氏(右)とキム・ムンス(金文洙)氏(写真:聯合ニュース) |
世論調査機関の韓国ギャラップは、大統領選挙の候補者が確定して初めてとなる世論調査の結果を16日に発表しました。
調査は15日までの3日間、1004人を対象に行いました。
6月3日に投票が行われる大統領選挙でどの候補を支持するか聞いたところ、最大野党「共に民主党」の前代表のイ・ジェミョン候補が51%、与党「国民の力」の公認で前雇用労働相のキム・ムンス候補が29%、保守系の少数政党「改革新党」の議員のイ・ジュンソク(李俊錫)候補が8%などとなっています。
イ・ジェミョン候補を支持すると答えた人に理由を聞いたところ、「職務能力」と「優れた手腕に期待」がいずれも13%でした。
一方、キム・ムンス候補の支持理由は、「道徳性を持ち、清廉で不正がない」が20%で最も高くなっています。
また、無党派層のうち50%は、「誰を支持するか保留する」と回答しました。
大統領選挙をめぐっては、選挙の構図を大きく変える保守系の候補の一本化が実現するかどうか注目されてきましたが、現時点で具体的な動きはみられていません。(NHK)