韓国検察、尹前大統領夫妻の自宅を家宅捜索 旧統一教会との関係巡り捜査
(VOVWORLD) - 尹氏は今月4日に罷免され、11日に金夫人とともに大統領公邸を退去して、ソウル市内の私邸マンションへ移りました。尹氏の罷免後に検察が夫妻の自宅を捜索するのは今回が初めてです。
尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領夫妻の自宅周辺(写真:聯合ニュース) |
韓国のソウル南部地検は4月30日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領夫妻が暮らす自宅を家宅捜索しました。これは、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の元幹部が金建希(キム・ゴニ)夫人に高級ネックレスなどの物品を不正に提供したとされる疑惑に関連したものです。韓国の複数のメディアが伝えました。
尹氏は今月4日に罷免され、11日に金夫人とともに大統領公邸を退去して、ソウル市内の私邸マンションへ移りました。尹氏の罷免後に検察が夫妻の自宅を捜索するのは今回が初めてです。
報道によりますと、旧統一教会の元幹部はカンボジアでの事業を進めるにあたり、韓国政府から政府開発援助(ODA)を受ける目的で、尹氏夫妻に対して何らかの働き掛けを行った疑いがあるということです。
また、問題となっているネックレスなどの物品は、尹氏夫妻と親交のある占い師を通じて渡された可能性があるとされています。この占い師については、公職人事に関与した疑いも持たれており、別件での調査も進められています。
韓国の「請託禁止法」では、公職者やその配偶者に対して、便宜供与を目的とした金品の授受は違法とされています。金夫人が実際に物品を受け取っていたかどうかは現時点で明らかになっていませんが、地検は物品の流れや経緯について詳しく調べているとみられます。(時事通信)