飛行機雲抑制へ取り組み強化、航空会社がCO2以外の削減に照準

(VOVWORLD) - 世界の航空会社は気候変動対策で二酸化炭素(CO2)の排出以外の問題に対処する作業部会を設置し、航空機によって生成される飛行機雲への取り組みを強化しています。
飛行機雲抑制へ取り組み強化、航空会社がCO2以外の削減に照準 - ảnh 1(写真:The Edge Markets)

飛行機雲は地球温暖化への対応で炭素汚染ほど注目されていませんが、専門家によりますと、放射線を捕捉して地球に反射させ、有害な温室効果を生み出す可能性があります。

国際航空運送協会(IATA)はトルコのイスタンブールで来週開催する年次総会で初めて飛行機雲の地球温暖化への影響を議論する準備を進めています。

IATAによりますと、今年から作業部会が飛行機雲の発生を抑制する研究者と航空会社の取り組みを調整し、業界に一段の措置を促すということです。

IATAの広報担当者は「飛行機雲の形成に有利な条件を正確に予測し、それを回避する際の燃料増加リスクを最小限に抑える」ことが目的だとロイターに語りました。(ロイター)

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